大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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病院事業管理者あいさつ

並木 健二

大崎市病院事業管理者兼院長
並木 健二

大崎市民病院のホームページにようこそお出でくださいました。はじめに,大崎市民病院が高度な医療を提供する病院として,全国の市町村立病院で一番になったことを報告します。
昨年,日本医療機能評価機構を再受審した際に,当病院には誇るべき点が多々あり,今後はその点を積極的にお伝えする方がよいとのご助言を頂きました。そこで,今年のホームページでは当院の自慢を中心にご挨拶させていただきます。

大崎市民病院本院は,43の診療科,500床の規模を有する市立の病院で,平成26年7月に現在の古川穂波地区に移転新築し,大崎市そして宮城県北地域の基幹病院として高度医療,急性期医療に特化して更なる機能拡充を図り,平成29年度には高度な医療を提供する病院として,全国の市町村立病院で一番になりました。
また,当院は,地域がん診療連携拠点病院,災害拠点病院,臨床研修指定病院,地域医療支援病院等の指定を受け,平成28度には外来患者延べ264,849人,入院患者延べ151,380人,総手術件数5,445件(うち心臓血管外科手術117件,呼吸器外科手術143件)の実績をあげているほか,新築された建物は東日本大震災規模の地震に耐える耐震性を有し,PET-CT,3.0テスラMRI,320列CTなど最新鋭機器を設置するなど医療機器も充実しており,建物を含めて,医療及び医療環境は全国でも有数のものと自負しております。

平成28年度にDPCⅡ群※1に昇格,機能評価係数Ⅱ※2は全国33位でしたが,平成29年度はそれが全国19位(市町村立の病院では全国一番)となることができました。
さらには,平成28年度に日本医療機能評価機構による「病院の質の評価」を再受審し無事に合格することができました。このことは,「市民が安心できる医療の提供」を病院理念として,患者様に安全で質の高い医療を提供できるように職員が一体となって取り組んできた結果が評価されたものと思っております。

当院は,医師の初期臨床研修には初期より力を入れてきましたが,東北大学からの要請もあり平成27年度から初期研修医の定員を19名に増員し,毎年フルマッチ達成という好成績を続けています。この人数は宮城県で一番です。このことは多くの若い医師から当院の医療及びその環境が支持されていることを示しています。
この様な環境を支持していただき,平成29年4月1日現在,医師162名(初期研修医を含む),看護師524名,薬剤師27名,管理栄養士10名,放射線技師30名,臨床検査技師36名,臨床工学士14名,リハビリテーション技師23名,事務職75名と多くの職員が勤めております。

大崎市は,杜の都仙台のようには全国的に有名ではありませんが,1市6町による平成の大合併から大崎市が誕生して10年が過ぎ,市の花「ひまわり」,市の木「桜」,市の鳥「マガン」,そしてさとう宗幸さん作曲による「大崎市民歌」が制定され,市民に希望と安らぎを与える病院として穂波の郷で日々最善の医療を行っております。
今後,日本は高度の少子高齢化という今まで経験したことの無い時代に遭遇します。県はその過酷であろう10年後を想定して地域医療構想を策定しました。これを踏まえて大崎市が「新大崎市民病院改革プラン」を策定し,大崎市民病院はこれらを鑑みながら地域医療を守るため最大限の努力を払う所存であります。

※1 DPCⅡ群 ...DPC対象病院は,各病院の診療機能に応じて,①DPCⅠ群(大学病院本院)②DPCⅡ群(大学病院本院に準ずる高機能な病院)③DPCⅢ群(Ⅰ群,Ⅱ群以外の病院)の3つの医療機関群に分類されている。

※2 機能評価係数Ⅱ ...医療機関が担うべき役割や機能を評価する係数で,「保険診療指数」「効率性指数」「複雑性指数」「カバー率指数」「救急医療指数」「地域医療指数」「後発医薬品指数」「重症度指数」の8項目から算出。この係数が大きい病院の方が高度な医療機能を有すると見なされる。