各種オプションのご案内
各種単独オプションのご案内
ABC検診(ピロリ菌抗体検査+ペプシノーゲン)
「ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)」は幼少期に感染し,慢性胃炎を発症させます。「ABC健診」は血液検査により,ピロリ菌の抗体値とペプシノーゲン値を調べることで「胃がん発症の危険度」をA~Dの4段階に分類します。
AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)
血液中のアミノ酸濃度を測定し,健康な人とがんである人のアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで,がんであるリスク(可能性)を予測する検査です。血液を5ml程度採血して検査を行います。
※妊娠されている方,授乳中の方,がん治療中・治療後の方,先天性代謝異常の方,透析患者の方は正確な値が出ない可能性があるため,検査対象となりませんのでご了承ください。
腫瘍マーカー
体内にがんができると特殊な物質が血液中などに異常に増加することがあり,これを腫瘍マーカーと呼びます。これを測定することががんを発見する手助けとなります。
がんの種類によっては異常値とならない場合もあり,他の検査と合わせて総合的にみることが必要となります。
CEA | 大腸がん・胃がんなどの消化器系のがんなど |
AFP | 肝がん,卵巣・精巣の胚細胞がん |
CA19-9 | 膵臓癌,胆道がん,大腸がん・胃がんなど |
PSA | 前立腺に特異性の高い腫瘍マーカー |
CA125 | 卵巣がん |
乳がん検診(マンモグラフィー)
マンモグラフィ検査は,乳房を専用の装置で圧迫して撮影します。これにより小さなしこりや微小な石灰化の有無を調べます。当センターでは,
視触診を行っておりません。検査は,女性の放射線技師が担当します。
※次に該当する方は,検査前にお申し出ください。
- ●妊娠中,または妊娠の可能性がある方
- ●豊胸手術をしたことがある方
- ●ペースメーカー,VPシャント,前胸部静脈ポート留置などの処置を受けている方
- ●人工心臓弁や関節等体内に金属がある方
- ●その他磁気の影響を受けるものが体内・体表にある方
乳がん検診(乳腺超音波検査)
乳腺超音波検査は,超音波で乳房内部の腫瘍やのう胞の有無,乳管の変化などを調べる検査です。
検査は,女性の臨床検査技師が担当します。
子宮がん検診
子宮がん健診は,子宮頚部の細胞を専用のブラシで採取し,細胞異常の有無について検査を行います。
細胞の採取は,婦人科専門医が担当します。
骨密度測定検査
骨密度測定検査は,足を超音波測定装置に乗せて骨密度の測定を行います。
単独での検査はお受けできませんので,ご留意ください。
喀痰細胞診検査
喀痰細胞診とは,痰を採取して肺や気管支の細胞を検査し,がん細胞の存在の有無について検査を行います。検査は,事前に3日分の痰を容器に採っていただいたものを検査します。
単独での検査はお受けできませんので,ご留意ください。
頚動脈エコー
頸部の動脈で超音波検査を行い,動脈の硬さを評価します。検査によって,動脈内部の狭窄,プラーク(脂肪などの繊維)などの状態を把握できます。
血圧超音波検査
心拍出によって生ずる脈波の伝わる速度は動脈の硬化度を反映します。それを利用して動脈の硬さを評価する検査です。
甲状腺エコー
超音波検査で甲状腺の腫瘤の有無を検査します。
甲状腺ホルモン(T3,T4,TSH)
採血で甲状腺の機能をみるホルモンを測定する検査です。
体組成計測定
体脂肪・基礎代謝量・筋肉量などのバランスを専用の装置で測定する検査です。
単独でお検査はお受けできませんので,ご留意ください。
単独コース検査のご案内
動脈硬化コース
頚動脈エコー,動脈脈波速度。動脈硬化の程度を画像と数字で評価するコースです。
甲状腺コース
甲状腺エコー,血液検査(甲状腺ホルモン)。甲状腺の小さな病変を見つけるコースです。甲状腺ホルモンも測定します。
肺コース(胸部CT・喀痰細胞診検査・呼吸機能検査)
CTを用いて胸部を撮影し,肺や縦隔の断面を画像化します。肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの早期発見に有用です。