大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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確実な診断力と心に寄り添う医師に│伊藤 貞利│本院診療部初期臨床研修医

熱心な指導で、手技を磨く

大学在学中に見学会に訪れ,熱心に指導してくれそうな雰囲気に魅力を感じ,大崎市民病院を選択しました。実際,指導医の方には,とても細かく指導していただいています。患者さんとの接し方や手術や処置の手技についてはもちろん,カルテの書き方などにも目を配っていただき,どこをどう直したらいいのか,フィードバックしてもらっています。
手術もすでに10件ほど執刀させてもらいました。はじめは緊張して,前立の先生にフォローしていただいていましたが,毎回しっかりフィードバックいただけるので,徐々に技術が身についてきたように感じています。さまざまな医師に指導していただけるのも,メリットだと思います。それぞれのやり方から真似したいと思う部分をつみとって,自分の手技にしていけたら,と考えています。

同じ志の仲間と励ましあえる環境

また,大崎市民病院には現在30人近くの研修医がいます。2年目の先輩に相談したり,同級生同士で困ったことを打ち明けたりできるのは,大きい病院ならではだと思いますね。複数人で同じ科の研修に入れるので,お互いに刺激になっています。
住居も,病院が近くに用意してくれるので,落ち着いた環境で安心して働いています。当直の当番も,研修医の数が多いので,余裕があるローテですね。
大崎市民病院は総合病院なので,院内で多くの科を回れるのも有難いと思います。私は耳鼻科の外科を志望しているのですが,研修を受けるうちに外科や救命救急にも興味を持つようになりました。今は,救命救急の必須資格を取得できるように勉強中です。試験料や研修費も一部補助してもらえるので,費用負担が少なくて助かっています。

最新の設備で、気持ちよく働く

新しい病院なので,最新の設備が整っているのも素晴らしいと思います。第一印象はとにかく「きれい!」。毎日,すがすがしい気分で働いていますよ。デバイスや器具のどれをとっても最新で,量もたくさんあります。研修医として経験を積むなら,うってつけの環境ではないでしょうか。ぜひ,一度見学に来てみてください。
私は,高校2年生の時に感染症で2週間入院した経験があります。その時,病院で働く人を間近で見て,自分も治療する側に立ちたいと考えるようになりました。指導医の方に言われて,ずっと気を付けているのは「いつでもいい表情を」ということです。疲れていると,ついつい無表情になりがちですが,患者さんやスタッフのことを思いやり,明るく接することができる医師になりたいと思っています。

ある日の中山さん

8:00 出勤 午前中は入院申し込みや,サマリ,事務作業などが中心。手術がある日は,出勤してすぐ準備に入ります。
11:00 手術 現在は産婦人科の研修中。帝王切開などの手術は午後から行うので,お昼頃から準備が始まります。
16:00 回診 指導医,先輩とともに,入院患者さんの回診へ。不安をくみ取れるよう,しっかり話を聞きます。
17:15 退勤 病院に残って勉強することも。急な出産の対応は,ローテーションを組んで待機します。