大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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脳神経外科

外来担当医表

 

受付時間

初診 8:00 ~ 11:30
再診 7:30 ~ 11:30

担当医

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医師の紹介

 

診療の概要

 

脳神経外科では,手術を最終手段として,脳のあらゆる疾患を診療しています。おもな対象疾患は脳卒中,頭部外傷です。

診療の特色

 

脳血管障害については,高度先進医療の一つである脳血管内治療の実績が豊富です。東北全体で5施設しかない脳血管内治療指導医在籍施設で,これまでの治療総数は500例以上です。顕微鏡手術も行っており,くも膜下出血の手術はDPC病院ランキングで13位(平成24年)と,全国有数の施設になりました。脳梗塞に対する血行再建術や血管奇形などの治療も行います。
また,当院は地域がん診療連携拠点病院でもあるため,転移性脳腫瘍の治療も増加しています。顔面けいれん,三叉神経痛などの薬物療法無効例に対する機能的脳手術も行っています。
手術が必要ない小さな動脈瘤や良性の腫瘍などについては,外来で画像による経過観察を行います。脳ドックで脳の異常を指摘された患者に,病気についてわかりやすく説明して不安を取り除くことも,脳神経外科医の役割と考えています。

代表的な疾患と症状

 

くも膜下出血

 

「突然の激しい頭痛」が絶対的なキーワードです。この症状があれば,CTをとる前から手術の準備を始める,といっても良いぐらいです。すぐに救急車を呼んで,救急隊に伝えてください。脳神経外科医が24時間体制で最初から対応します。

 

脳梗塞

 

手足や顔面の麻痺,言語障害などが主な症状です。5分程度で症状が消えてしまう場合があり(一過性脳虚血発作),病院に来ない方がいます。実はこれがその後の大発作の赤信号点滅。神経内科あるいは脳神経外科を直ちに受診することをおすすめします。検査をすると頚動脈がつまりかかっているケースなどがしばしばみられます。

 

脳内出血

 

脳梗塞と症状は似ていますが,血圧が高いことが特徴です。出血が小さいうちに診断がつけば,手術をしなくてもよい場合も多いので,すぐに救急車を呼びましょう。我慢してはいけません。

 

慢性硬膜下血腫

 

軽い頭部打撲の数週間後に,認知症や歩行障害が徐々に進行する病気で,高齢男性に多いです。早期発見では薬物療法でも治療できますが,症状が出てきた場合は手術が必要です。局所麻酔による手術を行い,1週間程度の入院でほとんどの方が無症状となって退院できます。「最近おじいさんが歩けなくなってきた」などという時は,年のせいと断定せず一度受診をお勧めします。救急車を呼ぶような病気ではありませんので,当科外来にお電話をください。

 

顔面けいれんと三叉神経痛

 

顔面けいれんは顔の片側が無意識のうちにぴくっぴくっとけいれんする病気で,三叉神経痛は歯磨きなどをきっかけに顔の半分に耐え難い激痛が走る病気です。これらは頭蓋内の動脈が神経のデリケートなところに接触するのが原因です。飲み薬や神経を麻痺させる注射などで治療を開始しますが,治らないときは手術を行います。

 

未破裂脳動脈瘤

 

脳ドック,検診などで偶然発見される機会が増加している疾患です。破裂するとくも膜下出血(死亡率約30%)を起こします。発見される脳動脈瘤の大多数は破裂危険性が極めて低く,生活習慣の改善などで様子を見てよいケースがほとんどですが,中には破裂の危険性があって早期治療が推奨されるケースもあります。他の施設で発見され,不安を感じている方は,治療実績豊富な当科に相談にお越しください。

 

正常圧水頭症

 

歩行障害,認知症,尿失禁を特徴とする疾患で,外傷や脳卒中,髄膜炎などの後に起こることが多い疾患です。明らかな原因がないもの(特発性)もあり,最近注目されています。手術により劇的に症状が改善することがあります。

医療設備

 

脳血管撮影装置(脳血管専用バイプレーン機1台),脳血流検査(SPECT),MRI(1.5テスラ1台,3テスラ1台),高解像CT(320列1台,80列2台),手術用顕微鏡2台(術中蛍光血管撮影可能),ハイブリッド手術室※,神経内視鏡設備,ニューロナビゲーション,SEP・脳圧センサー・INVOSなど各種モニタリング,高気圧酸素療法室

 

※ハイブリッド手術室とは,脳血管内治療のできる血管撮影装置を備えた手術室のことで,脳動静脈奇形,巨大動脈瘤の手術や,直接穿刺法による頚動脈ステント術,多発外傷の頭部腹部同時手術などに絶大な威力を発揮します。

診療実績

 

  • 脳血管カテーテル検査:年間150-300件
  • 開頭手術
    • 脳動脈瘤クリッピング:年間20-30例(科長の実績は500例以上)
    • 内視鏡的脳内出血除去術(平成26年から導入しすでに150例以上)
    • 頚動脈血栓内膜剥離術
    • 脳腫瘍摘出術(年間数例,増加傾向)
  • 脳血管内治療
    • 脳動脈瘤コイル塞栓術(年間40例前後,通算400例以上)
    • 頚動脈ステント術

 

平成28年

 

  • 外来延患者数:3,057人
  • 入院延患者数:8,530人