脳ドックは、脳卒中などが発病する前にMRI(磁気共鳴断層撮影装置)などの各種脳検査機器を用い、病気の予防と早期発見を目的とする「脳健診」を言います。
  MRIによる検査は、強い磁石と電波を使い、身体の内部を検査する方法で、特に、脳の検査では、横断面だけではなく、縦、斜めと自由な角度で画像化し、脳の細部まで鮮明に見ることができることから、広く健常者を対象とした「脳の健康診断」には最も適した方法です。
  小さな脳梗塞(無症候性脳梗塞)の発見、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤などの異常、脳腫瘍などが早期発見できるだけではなく、脳ドックの受検を機に、予防の重要性を再認識することにより「脳の健康管理」の大切さを知ってもらうことにも大きな意義があります。



血   圧: 最高血圧140以上、最低血圧90以上が高血圧とされています。
高血圧は、脳卒中の最大の危険因子となります。血圧の高くない方も、ときどき血圧を測定しましょう。
血液及び
 生化学検査:
貧血、肝機能、糖尿病、尿酸、血中脂肪などを測定します。特に、糖尿病以下の検査は、脳卒中との関係で重要となります。
尿 検 査: 主に腎臓、糖尿病の検査です。
心 電 図: 心臓の大切な検査です。心臓病も脳卒中などの重要な危険因子となります。
神経学的検査: 握力計などにより、運動神経の障害(マヒ)や知覚神経の状態などを検査します(自覚症状の訴えによります)。
MRI検査: 強力な磁石で、脳の断面図(縦、横、斜めなど)を画像化します。X線CTでは見えない脳の部分の病気を見つけます。
MRA検査: 脳の病気の半分は、脳の血管が原因となっています。MRA検査により、脳血管の形(血管撮影像)を見て、血管の病気を見つけます。


  検査結果のご説明は、検査終了後の指定日(おおむね2週間後)に担当医師が行います。受検された方に、高血圧の管理、食生活、仕事、運動などの生活環境の改善について指導し、脳卒中などの発生予防のために、定期的な検査による経過観察の必要性などをご説明します。
  なお、指定日については、検査の当日に、受検された方のご都合を確認させていただき、その際にご案内します。


◎検査のできない方
  次の方は、検査できませんので、ご注意下さい。
   ・妊娠初期の方
   ・ペースメーカー治療を受けている方
   ・閉所恐怖症の方
  なお、手術経験がある方は、事前にお申し出下さい。

◎検査上の注意事項
  検査は、強い磁場を用いて行いますので、金属物や磁気カード類は、MRI室内に持ち込むことはできません。これらは、検査の前に取り外していただくことになります。

【検査日】
  検査日は、毎週月曜日、水曜日及び金曜日です。ただし、祝祭日や年末年始はお休みとなります。
【お申し込みの方法】
  脳ドックのお申し込みは、予約制となりますので、電話または鳴子温泉分院の窓口でお申し込み下さい。
 申込用紙を差し上げます。
 ・受付時間 午前9時から午後5時まで
 ・電話 0229−82−2311(医事係・内線210)
【検査の費用】
  人間ドックの検査には、保険の適用がありません。
(ただし、病気が発見された時からは、保険が適用されます。)
  47,250円(含消費税)

 


大崎市民病院 鳴子温泉分院
〒989-6801 宮城県大崎市鳴子温泉字末沢1
TEL 0229-82-2311 FAX 0229-82-2273