院長あいさつ

大崎市民病院院長 神波 力也
平成18年3月31日、1市6町の合併による「大崎市」の誕生に併せて病院名が「大崎市民病院」となってから20年が経ちました。平成26年6月28日には千手寺地区から穂波地区へ本院が移転。
令和7年4月には「感染症科」「集中治療科」を新設し45診療科を標榜。病床数は500床(一般病床494床:うち救急病床30床、感染症病床6床)となっています。
当院は宮城県北二次医療圏の基幹病院であり、災害拠点病院・地域がん診療連携拠点病院・臓器提供病院・地域周産母子医療センター・第二種感染症指定医療機関・臨床研修指定病院・地域医療支援病院など多くの重要な役割を担っています。地域医療を取り巻く環境が厳しさを増す中においても、持続可能な医療体制を構築し地域医療を守っていかなければなりません。令和5年10月28日、大崎地域を構成する1市4町(大崎市・色麻町・加美町・涌谷町・美里町)は「大崎地域の医療提供体制の確保に係る連携協約」を締結。機能分化・連携強化、夜間における診療体制の整備、職員派遣の実施、遠隔医療等の活用、医療資源の共有、新興感染症発生時等への備え、の6項目について役割分担を明確に定めました。
大崎市民病院本院が高度急性期・急性期機能を担い、大崎市民病院の3分院(鳴子温泉・岩出山・鹿島台)と公立加美病院、涌谷町国民健康保険病院、美里町立南郷病院が回復期・慢性期機能を担うことでより強固な地域医療体制を構築します。
更に、この連携協約に基づいた大崎地域全体の医療体制構築のための「地域医療拠点施設」の建設が本院敷地内において始まっています。施設1階には夜間急患センター(現在の千手寺地区から移転予定)と感染症対応スペースが、2階には事務室・当直室等が入ります。また、3階には研修・実習・会議を行えるスペースのほかに「オンライン診療室」を3室設けて遠隔医療に対応します。開設は令和9年度の予定です。
少子高齢化・物価高騰・人件費増大・働き方改革など課題は山積ですが、当院の病院理念である「市民が安心できる医療の提供」の実践に向けて職員一丸となって取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。







