大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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大崎地域1市4町の「大崎地域の医療提供体制の確保に係る連携協約締結式」が行われました

「人の役に立つ機械」のエキスパートに│鈴木 大輔│臨床工学部臨床工学室 臨床工学技士

患者さまとの対話が楽しみ

昔から機械いじりが好きで,臨床工学士の資格が取れる大学へ進学しました。病院にあるような「人の役に立つ機械」に携わりたいと思ったんです。大崎市民病院には,2011年の4月に入職しました。現在は,透析室を中心に,高気圧酸素治療や心臓カテーテルなどに使われる医療機器の保守点検を行っています。実際に仕事を始めて驚いたのは,思ったより患者さんと接する機会が多いことです。透析室では,患者さまのベッドの横で透析機器のセッティングや調整を行っているので,患者さまと顔見知りになるんです。ご年配の方にはよく,「ひとり暮らし大丈夫なの?」とか「仕事忙しくない?」とか,心配していただきます。作業に使うハサミのカバーを手作りしてもらったこともありました。最初の数か月は自分のことで精いっぱいだったので,あまりうまくコミュニケーションを取れませんでしたが,徐々にいろいろな方とお話するのが楽しくなってきました。自分のメンテナンスした機械がどのように役にたっているか感じることができ,患者さまとの対話はやりがいにつながっています。

院内勉強会の講師を務めることも

臨床工学士という仕事は,常に勉強,勉強です。医療機械は数年ごとに変わるので,その度に新しい操作の仕方を学んでいかないといけません。大変ではありますが,その分医療現場は効率的で便利になりましたし,臨床工学士の活躍の場が広がっているとも言えるでしょう。新しい機械のための勉強会や講習会には頻繁に受講しています。教わるだけでなく,逆に教える立場になることも多いですね。先日は,看護師さんなどに新しい機械の使い方やトラブルの対処法などを説明する勉強会を開きました。人に教えることによって,その機械の新たな側面が見えることもありますし,教え方や考え方も洗練されてきているように感じます。

将来は認定工学士になりたい

臨床工学士には,各分野のエキスパートを認定する「認定工学士」という資格があります。将来は,自分もどこかの分野の認定工学士になれたらと考えています。まず今は,知識が不足している心臓カテーテルなどの分野を重点的に勉強していきたいですね。また,透析には毎日携わっているので,知らないことがないくらい勉強を深めていきたいと思っています。実際の現場では,学生時代以上に踏み込んで勉強する必要が出てくることも多々あります。臨床工学士に必要な資質は,勉強を好きなことではないかと思っています。学生の皆さんには,学校で教えられていることをしっかり勉強してほしいし,勉強を嫌いにならないでほしいですね。

ある日の鈴木さん

7:45 出勤 透析の準備やミーティングを行います。定時より早めに出勤する「早番」の日も月に数回あります。
8:30 透析室で業務 午前中は透析室で業務。外来患者さまや入院患者さまが続々と集まります。
9:30 手術室で業務 手術室で機器の操作にあたることも。正確に,手際よく行う必要がある作業です。
11:30 昼食 午後の勤務は12:30から。少し早めに交替で昼食をとります。
12:30 透析室で業務 午後も透析室で業務。透析が終了したあとは,消耗品の交換やメンテナンスを行います。
17:15 退勤 臨床工学士の仕事は24時間体制。「遅番」や,緊急時に備えて自宅待機する「電話番」の日も月に数回あります。