大崎市民病院Osaki Citizen Hospital

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薬剤部

薬剤部の理念

 

薬剤部の基本理念は

 

  1. 多様化・専門化する医療の中で患者のもとに薬を安全に提供すること。
  2. 患者が薬を安心して服用・使用して頂けるよう十分な支援をすること。
  3. 地域医療を担う基幹施設としての役割を常に考えその使命を果たすこと。

 

その実現に向けてスタッフ全員が一丸となり,日々の業務に取り組んでいます。私たちは医薬品のエキスパートとして診療部門,事務部門,看護部門,他のコメディカル部門と連携し,医療チームの一員として薬物療法の面から医療に貢献しています。
また,患者とそのご家族のQOL(Quality of life(生活の質))の向上と,患者に適切で安全な薬物療法を提供し,市民の保健医療の増進に寄与すべく努力しています。
更には薬学系大学の学生を受け入れ,実習の場を提供し学生指導も行っています。

 

薬剤部表紙写真

スタッフ数

 

本院薬剤師 27名(平成30年6月1日現在)

業務内容

 

調剤業務

 

調剤業務写真

外来・入院患者に処方された薬の調剤に加え,院内薬局窓口で患者ごとに必要な情報提供を行っています。他に入院患者が持参したお薬の調整,入退院管理室にて術前休薬の有無確認・面談,サリドマイド製剤取扱いに伴う管理センターと連携した調剤・レジメン管理等などの業務を担い,患者の病態に応じた治療が円滑に進むようサポートしています。

 

薬品管理業務

 

薬品管理業務写真

院内で使用する医薬品の購入と各部署への払い出し,在庫管理を行っています。また,入院患者に使用する注射薬を個人ごとに取り揃えています。その際,投与量や投与経路,混合による配合変化,重複投与,併用禁忌等の確認を行い,注射薬を安全に使用できるようサポートしています。

 

服薬指導業務

 

服薬指導業務写真

入院患者のベッドサイドへ行き,薬の効果・服用方法・注意点・副作用の説明や確認などを行っています。患者に薬の理解を深めて頂き,不安を取り除き安心して治療に専念できるよう努めています。

併せて薬の飲み合わせや市販薬に関することなど,日頃から疑問に思っていることもその都度対応しています。病棟で医師,看護師,その他医療スタッフと連携を取りながら,患者の治療に携わっています。また,医療用麻薬が処方された外来患者に対し,医師の依頼の下に服薬指導を行っています。院外処方・院内処方問わず対応しています。

 

注射調剤業務

 

注射調剤業務写真

外来・入院患者に処方された抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)や抗リウマチ薬の混注,薬剤の投与を時系列に示したレジメン(治療計画)の管理・登録を担当しています。患者の治療が安全に行われるように,治療当日には検査値や薬剤の投与量,休薬期間,併用薬の有無,副作用の確認を行っています。

 

医薬品情報管理業務

 

医薬品に関する情報の収集,評価,管理を行っています。緊急性の高い情報などは院内の医療スタッフへ早急に周知します。他に医薬品の採用や整理薬の検討,患者や医療スタッフからの薬の問い合わせへの対応や,他院から処方された薬(持参薬)の識別を担当しています。

 

製剤業務

 

製剤業務写真

治療や検査などに必要であっても安定性等の問題により市販品として販売されていない製剤があります。当院ではこのように医療上必要な製剤を医師からの依頼により,特別な処方に基づき院内製剤として調製を行っています。医療現場におけるニーズに応え,患者の薬物治療を支えています。

 

TDM(治療薬物モニタリング)業務

 

薬の効果や副作用の発現は体内に存在する薬の量に左右されます。しかし患者ごとに代謝・排泄と呼ばれる,薬を体外に出す能力が異なるため,薬が効く人や効かない人,副作用が発現する人や発現しない人が出てきます。TDM業務は血液中の薬の濃度と代謝・排泄能力を考慮し,患者ごとに適切な薬の量を計算することで効果的かつ安全な治療をサポートします。

薬剤部勉強会

 

常時最新の医薬品情報を共有するため定期的に勉強会を開いています。
また,学会発表の予行練習や,学会・研修会等の参加報告を行うことで,薬剤部全体の意欲向上につながっています。

実習生の受け入れ

 

薬学5年生の長期実務実習を年間通じて3期にわたり受け入れています。実務実習モデル・コアカリキュラムに基づいた実習を行い,薬剤師の指導のもとに実際に患者への対応も行っております。この実習は明日の病院薬剤師を育てる役割を果たしております。皆様のご協力もよろしくお願いいたします。

チーム医療への参加

 

NST(栄養サポートチーム)

 

NSTラウンド写真

薬剤師としての専門性を生かしながら,特に静脈栄養の処方設計支援や病態に応じた経腸栄養剤の選択などをはじめ多職種と連携し栄養療法全体をサポートしています。(薬剤師2名所属)

 

ICT(感染制御チーム)

 

院内の抗菌薬使用状況を把握し,患者に適した種類の抗菌薬が処方されているかを確認しています。また薬剤耐性菌(抗菌薬が効かなくなったバイ菌)が発生しないように監視しています。(薬剤師1名所属)

 

緩和ケアチーム

 

がんと診断された早期から,がん患者・ご家族のトータルペイン(全人的苦痛)に対応していけるよう薬物療法に携わっています。(薬剤師3名所属)

 

糖尿病療養指導チーム

 

糖尿病患者のライフスタイルに合わせて薬物治療を継続できるよう,また糖尿病の合併症の発症を予防できるようサポートしています。(薬剤師1名所属)

 

DMAT(災害派遣医療チーム)

 

DMAT写真

災害時に被災地で救急治療を行うため訓練された医療チームです。一刻を争う現場では日頃の訓練と,チームの連携が何よりも大切です。(薬剤師1名所属)

資格取得状況

 

(平成30年6月1日現在)

 

  • 日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 6名
  • 日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 6名
  • 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 2名
  • 日本病院薬剤師会 生涯研修履修認定薬剤師 1名
  • 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 2名
  • 日本糖尿病療養指導士 1名
  • 日本アンチ・ドーピング機構認定スポーツファーマシスト 1名